失敗は成功の母!世界的ブランドの創業者から学ぶ失敗することの大切さ『一勝九敗』【読書屋!】
どうも、ケスイケリーガです!
ユニクロの創業者柳井正『一勝九敗』の紹介です
伝記的な本ですが、古本屋で見つけてとっても面白かったので紹介します
柳井正って誰?
柳井正さんのことは皆さんもよく知っているはず
たとえ柳井正さんのことを知らなくても、この方にはきっとお世話になったことがあるはずですよ!
そう、誰もが知っているファーストリテイリング株式会社の創業者です!
ユニクロとかGUとかですよ
ね、お世話になったことあるでしょ??
ソフトバンクの孫さんとも交流が深く、ソフトバンクの社外取締役をやってたりする人なんです。
古本屋でたまたまこの本と出会ったので読んでみました。
ざっくり内容
柳井さんは元々、父親が営んでいた紳士服店の後継だったんですね
小さな町の小さな紳士服店からユニクロというブランドを築き上げ全国展開していったんです。
この本は、柳井さんが社会人になる頃からユニクロが全国展開し、これから海外に挑戦していくぞという時代の柳井さんの思いや行動、周りの環境などを書いたものです
最初は数店舗だったものがどんどん拡大していった様が書かれているんですが、その背景には徹底した柳井さんの経営哲学があることがわかります
タイトルの『一勝九敗』にあるようにたくさん失敗して多くの試行錯誤の結果全国有数のカジュアルファッションブランドとしての地位を確立させていったことがわかります。
何度も「失敗」という言葉が出てきます。
多くの失敗をし、理想や目指すべきとのギャップを見つめ反省して改善する
このサイクルをできるだけ短く素早くやっていくことをいかに大切にしているかがわかります
私も含めて多くの人にとって、「失敗」って怖いですし、できれば「失敗」したくないって思ってしまいます
ですが、本書では失敗はしてもいいけど、死なない程度(=会社が潰れない程度の失敗)の失敗をいかに沢山できるかが重要だと述べているんです
日本はもちろん世界でも有名なブランドの裏にこんな失敗、こんなピンチがあったんだってことがよくわかります。
"自分の姿を見ようとしたら、計画して失敗するのが一番いい。あ、これはこう計画していたんだけれども、ここが違ったな、ということがはっきりわかり、次はこういうふうにしようとトライする。このことが成功に繋がると思う。十戦十勝ほど恐ろしいものはない。一生九敗だからこそ、ひとつの成功に深見があり、次につながる大きなパワーが生まれるのだ。"
失敗から学び、実践(現場)を大切にすること。
柳井さんの経営哲学からは、経営者でない私たちの普段の日常で生かせる学びが満ちています
柳井さんの生きざまを垣間見てはいかがでしょうか?
それではグッバイ!
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