東海道新幹線こだま。僕はのぞみに乗りたかったんだ。【雑記屋!】
どうもケスイケリーガです
僕は小さいころから飛行機に乗る機会がよくあった。一方で新幹線は数えるほどしか乗ったことがない。そんな僕が、26歳の僕が、新幹線の中で涙した切ないストーリー。
僕は新幹線に慣れていない。
この三連休に名古屋の友人の所に遊びに行く予定があった。
当日バタバタするのは嫌だったのであらかじめ東京駅発名古屋駅行きの東海道新幹線の自由席券を買った。
ネットで調べると、10分おきくらいに新幹線が来るようだし、名古屋まで100分くらいで着くみたい。100分で着くなんてあっという間だなと思い、昼どきではあったけど名古屋に着いてから昼食を取ろうと思い、駅弁は我慢した。
新幹線のホームへ行く。次に来る新幹線は5分後みたいだ。自販機で水を買い、自由席の車両のところで新幹線が来るのを待った。
新幹線が来たから乗った。
新幹線が来た。だから乗った。それ以外に理由はない。
どんな色の新幹線だったとしても乗っただろう。なぜなら、来たんだから。
自由席ってめちゃめちゃ混んでて座れないこともあると聞いていたので、心配していた。1万円以上支払ってずっと立ってるなんてバカバカしいことは嫌だったからだ。
でも、三連休というのにやたら空いていた。
なんだ、新幹線たいしたことないじゃん。余裕とか思ってた。
たいしたことなかったのは僕自身だった。
東京駅を出て品川駅までは記憶があるが、睡魔がきた。眠った。
次に目が覚めたのは熱海だった。時計を見るとイメージしていたよりも時計は進んでいたが僕は進んでいなかった。まだ、熱海か。
アナウンスを聞くとなんだか嫌な予感がした
やたらに「各駅に停車するこだま〜〜〜」とかいう
各駅ってどんくらい各駅なんだろ。
僕のイメージだと熱海って止まらない気がしてたんだけどな。
スマホを取り出して調べた。
自分が乗っているこだまが名古屋まで170分かかることを知って愕然とした。
え、新幹線って全部一緒じゃないの。
170分かかるなら絶対駅弁買っといたほうがよかった。
お腹減った。水しかない。
窓の向こうが都会から離れていくにつれ寂しさは募る。
もし僕の望みが叶うならのぞみに乗りたい。
こだまからのぞみに乗り換える方法も調べたが、どうやら黙ってこだまに乗っているのが一番早く到着するよう。
僕の望みは叶わなぬのぞみ。
しかも、その時はたまたま本を持っておらず、何もやることがなく、無駄な時間を過ごしている気しかしなかった。
のぞみが叶うならこの辺の本を読んで過ごしたかった。
名古屋に着いて名古屋の友達に伝えると、誰もが一度は取る道だと諭された。
読者の皆さんは気を付けてください。新幹線にも各駅停車があるんです。
新幹線のホームで安心せず、こだまかのぞみかチェックしないと痛い目にあいます。
こだまの手持ち無沙汰感は半端ないです
次からは指定席に乗ることを決意したケスイケリーガでした。
<先月(2017年9月)によく読まれた記事ベスト5>
-
理系ミステリーの最高峰!めっちゃオススメできます『すべてがFになる』【読書屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ
-
終盤のどんでん返しに騙される!グランドホテル形式ミステリー『グランドマンション』【読書屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ
-
ロボアドバイザーによる資産運用「THEO(テオ)」1ヶ月目の成績を公開するよ【投資屋!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ
<年間100冊超の読書からオススメを紹介しています!>