ミステリー小説家米澤穂信のデビュー作!古典部シリーズ1作目『氷菓』【読書屋!】
どうも、ケスイケリーガです。
一時期だいぶハマっていた米澤穂信『氷菓』をご紹介します。
米澤穂信のデビュー作であり古典部シリーズの1作目。
めっちゃ面白いです、彼のミステリー!
一気に読める面白さ!読書初心者にはオススメ
買ったその日の読み切ってしまいました。
仕事が早く終わった日 、面白い小説ないかなぁ~とフラッとはいった本屋で出会った一冊です。
仕事後に疲れていたはずなのに、その疲れを忘れてしまうくらい没頭して読み進めまちゃいました。
面白くってページが止まらない程いいリズムで読み切れてしまいました。
読書ビギナーにめっちゃオススメしたいですし、米澤穂信作品の最初の1冊に最適な小説です。
ガチガチのミステリー好きには物足りないかもしれませんが、自分で答えを推測するミステリーの醍醐味はちゃんと味わえますよ。
ざっくりあらすじと感想
姉の勧めで高校入学とともに廃部寸前の「古典部」に入った男子高校生「奉太郎」が主人公。
多くの高校生はバラ色の高校生活を夢見るにも関わらず、主人公の奉太郎は友人から「灰色」と言われてしまうくらい、熱を持って何かに臨むことがなかった。
そんな奉太郎が「古典部」で出会った部員との関わりのなかで少しずつ変わっていく。
ある日、33年前に高校で古典部で起こった事件があることを知り、その事件の概要と真相を究明すべく、古典部メンバーによるリサーチと推理が始まる。
彼らの前に横たわるその事件に、「灰色」の高校生活を送るはずだった奉太郎の隠れた能力が次々と発揮される。
奉太郎は眼前の断片的な情報をもとに最も合理的な推察していくと同時にひらめき力がずば抜けており、事件の真相に近づいていく。
登場人物が多いわけではないが、出てくるキャラクターは皆、設定や個性がはっきりしており、序盤から登場人物に愛着がわく。
あぁ、こいつはこういう性格だからこういうことを言うのねといった描写が一貫している。
愛すべき登場人物たちが力を合わせて古典部に起こった33年前の謎を解き明かしていく。ストーリーは殺伐とした風情は一切なく終始ほのぼのとした雰囲気をまとい誰にとっても読みやすい。
そして、本書はシリーズもの。「古典部」シリーズの第1作目だ。
奉太郎の活躍は次作以降続いていく。
とっても読みやすくて面白いミステリーとしておすすめです!!
それでは、グッバイ!
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