ソフトバンクの小説サイト「ツギクル」がすごい!AI(人工知能)で小説を評価する【読書屋!】【IT屋!】
どうも、ケスイケリーガです。
紙の本ばかり紹介してますが、ネット小説なんかもたまには読んでるんです。
年間100冊超の読書をするケスイケリーガが愛用しているネット小説サイト「ツギクル」を紹介します!
ツギクルというネット小説投稿サイト
ぶっちゃけ紙の本の方が好みなのですが、このサイトは面白い!と目を付けているサイトがあります。
それが「ツギクル」というネット小説投稿サイトだ。
ツギクル株式会社が提供しているサイトで、どうやらソフトバンクのグループ会社のよう。
ツギクルで投稿された小説がライトノベルとして出版されることもあるそうだ。事実、このサイトでランキング上位のものは実際の本として販売されている。
とはいえ、ソフトバンクと小説サイトはあまり結びつかないように思うが、そこには理由があるわけだ。
私がなぜツギクルに目をつけたか
実はこのツギクルはAI(人工知能)によって、投稿された小説を評価しているのだ。
多くの小説投稿サイトは自分で書きあげた小説をアップロードし、その小説をフィードバックしてくれる機能はない。読者の反応という意味でのフィードバックはあるかもしれないが、自分の作品や文書への評価は基本的には存在しない。
だが、ツギクルは自身が設定したジャンルとの適合度やひらがな漢字の割合、一つの文章の長さなど多くの情報をAI(人口知能)が分析し提供してくれる。
これは小説の書き手としてはうまく利用すれば、自分の作品をブラッシュアップするための気づきを得られるサービスとなるだろう。
AI(人工知能)と文学の世界はどういう関係を築いていくのか
私自身、仕事上AI(人口知能)に触れることが多いのだが、本当に社会の仕組みや情報を大きく変え得るものと成りえる。
ただ、AI(人工知能)の可能性を完全に理解できていないという前提だが、AI(人工知能)が作品を評価していくと最終的にかなり似た作品群が生まれてしまう恐れはないのかという素朴な疑問を持っている。
事実、このサイトの同ジャンルでランキング上位のものはなんだか作風や読後感、読みやすさ等が似通っている気がするのだ。
思い込みかもしれないが、そう感じる。
実際のところ、日々進化していく技術の発展は止められるわけがない。
そして、文学や芸術の分野にも当たり前のように作り手として機械が参入してくる。
そうなったとき、文学や芸術が持つ意味とはなんになるのだろうか。
それらが持つ意味や役割は変質するのかしないのか。私の未来への興味は尽きない。
難しいことはさておき
未来の小説がどうなるかはわからないが、「ツギクル」の小説の中でもお気に入りのものがいくつかあって、毎日の更新が楽しみで仕方ない。
AIの力を借りようが借りまいが楽しい小説を読めればいいし、毎日の中に明日の投稿が楽しみだなと思えるものがあることはとっても幸せなことだと思う。
ちなみに、私が「ツギクル」でハマってしまい、仕事中も作品の更新が楽しみに思いまくっていた『カット&ペーストでこの世界を生きていく』はこのサイト初(たぶんw)の書籍化までされています!
自分がハマっていた小説の書籍化は応援したくなります。
贔屓目なしにめっちゃ面白いですよ。
興味があれば、ぜひ「ツギクル」を覗いていってみてはどうだろうか。
それではグッバイ!